作品の上下の余白について(2026年7月号)

 書を学ぶ上で、作品の余白について知ることは大切です。紙面に対して文字が大き過ぎれば平面的になり、逆に小さくなり過ぎれば暗く見えてしまいます。特に上下の余白には配慮が必要です。実用書式では、挨拶状、表札、便箋などを書く場合、一般に少し上を広く下を狭くとります。賞状などは枠の中央に文面を書きますが、賞状の飾り枠自体が上が広く下が狭く作られています。条幅作品も上下の余白を同じように書くことが多いので…

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展覧会出品の薦(すす)め(2026年6月号)

 四年に一度の書展、東京書藝展が令和九年六月八日(火)~十三日(日)の六日間に亘り開催されることとなりました。会場は平成十二年より毎回会場とする東京池袋の東京芸術劇場です。前回の令和五年四月の展覧会の写真を見ると、開幕のオープニングセレモニーでは顔にマスクをしてテープカットを行っていました。コロナ禍のまだ収まりきらない中での開催であったことが想い出されます。今回の会期は設営準備の日も含めて一週間…

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日本の文字は難しいか(2026年5月号)

 "ghoti" この英単語の読みと意味が何だか分かりますか。答えは「フィッシュ/魚」です。ちなみに英語の辞書を引いても出てきません。一体この英単語は何なのでしょうか。これは英語の綴りの難しさを揶揄したものです。英語の綴りには"know"「ノウ/知っている」や"give"「ギブ/与える」のように、発音には関係のないアルファベットが含まれていることが多くあります。こうした英語の不規則な綴りは、英語…

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