脳科学と書道の研究の問題点(2009年12月号)

 昨今の脳科学ブームで、脳科学と書について研究している私も少しがんばらねばと感じています。「脳科学と書道」のようなタイトルの本でも書いてみようか、と思案もしますが、そもそも(書)教育が科学の対象となるかどうか自体に疑問符がついてしまいます。一般に科学という言葉は「自然科学」のことを指します。つまり科学とは時間や空間、人間を超えて同様に確認することが出来る、絶対的な法則性の説明をすることです。例え…

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ディスレクシアについて考えてみる(2009年11月号)

 読み書きは教育の要(かなめ)で、また文字を美しく書くことを目指す教育は、脳の成長を期す世界共通の学習法です。「ディスレクシア」という言葉を聞いたことがありますか。ディスレクシアの訳語は現在我が国で統一されてはいませんが、先天的に読み書きに困難を伴うということで、「読み書き障害」などと呼ばれています。このような人たちは、文字がゆがんで見えたり逆さまに見えたりするため文字を書く際にも大きな労力を…

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爽涼の秋を迎えて(2009年10月号)

街のようすも、すっかり秋らしくなり、筆を執る手も心なしか軽快なこのごろです。今月は年間賞の受賞者が発表されています。日頃の熱心な稽古が実り、見事栄冠を得られましたこと心よりお慶び申し上げます。  年間最優秀賞は、一部門に一名だけの狭き門です。これからも他の模範となるような作品を書き続けていって下さい。年間努力賞は、本会の書の理念を汲み、確かな練習姿勢を保ち続けた会員に贈られる賞です。この…

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