先生と生徒が共に成長する場としての教室(2016年12月号)
「教」という漢字は、もとは子供にむちを打って習わせる、ということを意味しています。厳しい学問に自主的に向き合えるようになるまで、いわば強制的に学ばせざるを得ない、ということでしょう。高圧的な指導ばかりでは効果的とはいえません。学ぶことが大変であっても、それが大切なことであり、楽しみにもつながると身をもって伝えるのも指導者の役割です。
先生業をしていると、指導実績として、今迄何人の生徒を教えて…
書家/川原世雲 巻頭言
月刊競書誌「実り」に掲載されている川原世雲会長のエッセイ。毎月更新。ごらんになった後はウインドウを閉じてください。<東京書芸協会>https://www.shogei.jp/
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