脳を育む情報とは(2021年12月号)

 「情報」といえば、文字、形、動画、写真、音声といったものが思い起こされることでしょう。特に「視覚」は人間やサルが進化の過程で見ることへの依存を大きくし、視覚の重要性が増した影響で、他の動物よりもこの感覚が発達したといわれています。  「道徳の教育は耳より入らず目より入るものなり」と福沢諭吉の言葉にもあるように、言葉よりも視覚に訴えた方が、時に効果的であることは、私も指導経験から同感です。現在…

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正しい持ち方で美しく書くということ(2021年11月号)

 職業柄、筆記具を持って文字を書いている人を見かけると、その姿勢や持ち方をついつい観察してしまいます。生徒はもちろんのこと伝票を書く人、テレビに映る人などその場面は様々です。海外の筆記具の持ち方に関する文献も読むことがあります。外国語の表現の翻訳ですが、「達筆」「正しい持ち方」という記述があり、その正しい持ち方の写真やイラストを見ても、日本のそれとまったく同じです。正しい持ち方で美しく書くことに…

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文字を書く楽しみ(2021年10月号)

 日本の文字のタイピングが一般化しておよそ二十年が経ちました。わざわざ手書きしなくてもタイピングすれば、読み易い文字が出来上がるのだから「手書きの存在意義とは」と様々な人が色々な視点から考えてきたかと思います。脳科学の分野では、今迄、手書きとタイピングの脳のメカニズムの違いについて、実はよくわかっていませんでした。理由は、日常普通に日本語をタイピングする人口が二十年以上前は、そう多くなかったから…

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