印を使いこなす(2022年12月号)

書の作品を仕上げるのに印は重要な役割を果たします。一般には、自らの名を書いたらその下に落款印を押し、作品の制作者を明らかにします。白と黒のみの世界の中に朱色が入ることにより、美的なアクセントが加わります。印の用い方次第で、作品の出来映えも大きく変わってくるとさえいえます。  落款印には姓名印と雅号印の二顆を押すのが通例です。姓名印には普通白文印(文字が白くなる印)を、雅号印には朱文印(文字が朱…

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言葉を書くということ(2022年11月号)

 文字を書く時と、絵を描く時の脳の活動の違いを調べた興味深い実験があります。これは脳の活動を測定するNIRSという機械を用いたものです。まず、線画で描かれた絵のカードを次々と提示して被験者はその形を写していきます。そして今度は、はさみや紙、えんぴつなどの絵のカードを次々と提示し、その絵が何であるか文字で書いていきます。そして再び線画で描かれた絵のカードに戻り、これを繰り返していきます。NIR…

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学ぶ意欲(2022年10月号)

 何かを学ぼう、修得しようとすれば、相応の気力、体力が必要です。学校では様々な教科があり、成績がついたりしてこれも動機づけとなります。受験では、国語、数学、理科、社会が課されることが多いのですが、書道の実技はあまりお目にかかりません。受験科目であれば、当人のキャリア形成のためですからモチベーションは上がることでしょう。書道の実技は点数化することが難しいのです。上手に書けることイコール前頭葉の発達…

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